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漫画の『実写化』で大成功した作品ある?
漫画原作の『実写化』で、 大成功した作品ある?
『ある』51.6% 『ない』48.4%
となりました。
<総投票数>1,158票 <投票期間>2020年10月21日~10月24日
リプライ数:99は、投票終了時点で2択総研歴代4位のリプライ数です。

当出題は、漫画原作の『鬼滅の刃』の劇場版『無限列車編』が、公開3日間で観客動員数が342万人、興行収入46億円と、史上最高を記録するなど社会現象化し、同作品の実写化も囁かれているのをきっかけに出題しました。
結果自体は(大成功作品は)『ある』『ない』均衡していたのですが、リプライで様々な作品(全64作品)への批評をいただいたので、今回はいつもと趣向を変えて、『ある』派の推し作品をランキング形式で紹介いたします。(その後に『ない』派の声も紹介します。)
『ある』派、推しランキング
◎第1位:るろうに剣心(16票)
「るろうに剣心は最高!」
「流石に飛天御剣流奥義の完全再現は無理でもアクションシーンは迫力あったな」
「竹田観柳斎演じた香川照之さんの濃すぎたキャラが特に好きでした。」
「吉川晃司が格好良過ぎた。」
◎第2位:銀魂(11票)
「上手だなと思いました。」
「特に橋本環奈の清純イメージぶち壊したのは最高だった(アンチじゃないよ、あれでファンになった)」
◎第3位:のだめカンタービレ(9票)
「のだめは実写も好きでした」
◎第4位:デスノート(6票)
「漫画も、映画も、アニメも、スピンオフも、デスノートは大体成功してる。」
「デスノート以外は、原作への冒涜以外のなにものでもない。」
◎同4位:カイジ(6票)
「(成功と言えば)間違いなくカイジだと思う!」
「藤原竜也主演カイジは個人的に好き」
◎同4位:テルマエロマエ(6票)
「おもしろかった(∩´∀`)∩」
「顔が平たい人々の配役が良かった。」
◎第7位:変態仮面(4票)
◎第8位:アリータ:バトル・エンジェル(3票)
「(成功と言えば)アリータ:バトル・エンジェル一択」
◎同8位:動物のお医者さん(3票)
「配役がほぼ完璧でおかしなシナリオ改変もなく秀逸だった」
◎同8位:子連れ狼(3票)
◎第11位:キングダム(2票)
「思ったより良かった。」
◎同11位:浦安鉄筋家族(2票)
「普段ドラマ見ない自分が毎週欠かさず見てしまいました。」
◎同11位:賭ケグルイ(2票)
◎同11位:逃げ恥(2票)
◎第16位:ぐらんぶる(1票)
「最近だと、ぐらんぶるだな!実際に全裸になったりと結構体当たり演技してた」
◎同16位:あさひなぐ(1票)
「映画見た後ハマってしまい漫画揃えたり、スピリッツ買ったりした」
◎同16位:Dr.コトー診療所(1票)
「キャストもしっくり来ていました」
◎同16位:闇金ウシジマくん(1票)
「ウシジマくんは原作を遥かに超えてる」
◎同16位:湘南爆走族(1票)
「今考えると凄いメンバーが出てました。そのなかで我王銀次さん、原沢役が見事でした。そして竹内力も痩せていた!」
◎同16位:頭文字D(1票)
「中国の作品だったので、中国映画の味も出ていて漫画とは一味違う面白さ。」
◎同16位:トランスフォーマー(1票)
「ハリウッドでのトランスフォーマーは唯一の大成功といえる」
◎同16位:マーベル(1票)
「マーベルの実写化は上手くいってるのに日本ではどうしてこうなった…」
◎同16位:他35作品(1票)
LIAR GAME / 斉木楠雄のΨ難 / アイアムアヒーロー / イグアナの娘
いじわるばあさん / 海猿 / クローズZERO / ジャイアントロボ
翔んで埼玉 / タッチ / デビルマン / ど根性カエル / 天才バカボン
忍者ハットリくん / ハッピーバースデー / ビー・バップ・ハイスクール
美味しんぼ / ブラッディ・マンデイ / BLEACH / ヤッターマン
らんま1/2 / ROOKIES / ロボット刑事 / 映像研には手を出すな!
仮面の忍者 赤影 / 怪物くん / 恐怖新聞 / 銀の匙 / 深夜食堂 / 帝一の國
刀剣乱舞 / 凪のお暇 / 仮面妖怪人間ベム
『なし』派コメント
「大成功どころか、成功もない」
「商業的には成功してるものもあるだろうが、見たいと思うものは一作もない」
「失敗する確率、、、 90%以上。炎上目的ならありですけども」
「日本のドラマ製作現場は、学芸会レベルの作品しか作製できない!」
「大体、実写化って製作側がいらん事(作風に合わないキャスト、元々いないヒロイン役ぶっ込み、唐突な恋愛要素、監督の主義主張を登場人物に言わせる)するから オリジナルでやれ!ってなる」
『なし』派が指摘するダメな実写作品
◎おせん
◎斉木楠雄のΨ難 ※同作品は「成功した作品」にもノミネート
◎鋼の錬金術士
◎ハクション大魔王
◎僕は友達が少ない
◎八神君の家庭の事情
◎BECK
最後に
古今東西の作品が挙がったとはいえ、リプライで64作品もの批評が出たのは(当然、それ以外の作品も多数あるでしょうし)、改めて漫画実写化作品の裾野の広さを感じました。
しかし考えてみれば、我々は常に良い作品を求めているわけで、作品には原作が不可欠である以上、原作というのは常に需要超過状態と言えるでしょう。その原作を供給する役割を漫画が担うことはごく自然に感じます。何故なら、漫画ほど巨大で身近で激しい生存競争に晒されているコンテンツ産業は他になく、そこで生き残った漫画の原作が珠玉である可能性は極めて高く、いわば漫画界は良原作の宝庫と言えるでしょう。
とは言え、漫画という2次元で完成された世界感を、(アニメ化ならまだしも)実写という3次元で再構築するのは、他の原作にはない大きなハードルがあるのも事実であり、そのハードルを越えるのか、くぐるのか、迂回するのかなど、ハードルとの向き合い方を見るのも、漫画原作実写化作品の醍醐味かもしれません。