
willvote
お盆に帰省をしますか?
更新日:2020年9月9日
お盆に帰省をしますか?
「帰省する」33.8% 「帰省しない」 66.2%
となりました。 ※回答対象外を除いた結果
<総投票数>187,365票 <投票期間>2020年7月21日~7月24日

<総投票数>は実に187,365票となり、2択総研での歴代最高得票記録を大幅に更新しました(それまでの最高得票数は28,767票)。新型コロナウイルス感染拡大懸念が増している中で、「帰省する側/帰省される側/帰省無関係層」、それぞれにとって今夏の「帰省」の動向が重要事項であったことが、この得票数に結びついたのではと推測します。
コメントをいくつか紹介いたします。 ※コメントは要約や一部抜粋の場合あり
「帰省する」派コメント
「帰省しますよ県内なので」
県内帰省は良しとしているリプが多かったです。
「父親の初盆だからなにがなんでも帰る」
「祖父母が永眠しそうなので帰省」
など、ご家族の事情もあります。
「マスク・消毒など対策をした上で、地元の飲食経営の知り合いなどを応援したいので帰省します」
というリプもありました。
「緊急事態宣言も外出自粛も出てないんだから別によくない?」
「最近はそこまで怖い病気なのか?と疑問に感じるようになりました。」
「こんな帰省しないコメントばっかり‥恐ろしい世の中になりましたね。」
など、そもそもの規制自粛ムードを疑問視する声も、もちろんあります。
「帰省しない」派コメント
「墓の掃除もしたいけど、何よりも自分が加害者になることが怖い」
「御墓参りはしたいけれど、他県に不安を持ち込みたくない」
「自分が無症状のウイルス保持者で、肉親に感染させ、重症化して亡くなり二度と会えなくなる可能性に比べれば、数年会えない事なんて苦ではないです」
などが、代表的なコメントです。
「帰省しようとしたけど、会社の残業規制で収入減なので近場で金かけずに遊ぶ」
コロナのダメージは帰省だけではない重要な指摘です。
「飛行機キャンセルしたらほとんど手数料になって、帰省のためにコツコツ貯めたお金がもったいなかったですねぇ…」
聞いてるこちらも悔しい気持ちになります。
「実家と自宅間は10分ですが、終息しない限り、帰省もお盆も強制中止です」
「同じ都道府県内に実家があるのですが、緊急事態宣言以降一度も帰っていません。」
近場でも家族と接触を断っているご家庭もあります。
「帰らない覚悟は決めました。 故郷は唯一コロナが出ていない県な事もあります。」
帰省先のコロナ感染状況による、というリプも複数ありました。
「万が一のことがあったら、石投げられそうな田舎なので帰りません」
「田舎はほんと噂も早いし 両親が批判されるのは耐え難い」
「田舎は帰省したら村社会的に殺されるからな」
「田舎のピリピリムード半端ない。コロナ感染なら批判され、個人情報晒され、私刑になります。コロナに感染するのも怖いがその後の方が怖いのです。」
「帰省して故郷に不快な思いをさせたいか?否か?」
と、帰省先の人間関係を気にするリプは多かったです。
「自分は東京酷いから来れそうにないわねーって、遠回しに来るなと言われたのでいきません笑」
帰省先からストップをかけられることももちろんあります。
「こんな時期に旅行とか地方に帰省とか悪いけど浅はかな行動だと思います。 帰ってたまるか帰ってくんなの一言です。」
帰省を自粛するべきだという声もあります。
「わが家は今年1年は全て諦めました。来年の春夏になっても状況変わらなければ自粛止めようと思ってます。コロナ始まってまだたったの半年です。終わるわけがない。まだまだ我慢の時期だと思ってます。」
自身でリミットを定めて覚悟を決めたリプです。
「高齢の親に感染させるのが怖いから帰省しないのに、他人の観光者がドカドカと同県に入って行く。本末転倒」
「変なキャンペーンのせいで、本当に帰省したい人が躊躇しているのが、悔しい」
など、『GoToキャンペーン』を疑問視する声もありました。
「中立」コメント
「帰ったらまずい気持ちと、ボケてるおじいちゃんが前に帰省したときに私の顔見て嬉しくて泣き出したの見て、出来るだけ顔を見せてあげたい気持ちがあるよね」
迷っている方も多いと思います。
「最多いいね獲得」コメント
「姑の帰って来いコール凄いけど『お母さん、すみません~! 私達も帰りたいんですけど、こんなご時世なんで仕方ないんです~!』 (やっほー!!嫁に来て10年弱、やっと、やっと盆の長男嫁から解放だぁぁぁ!!)」
「コロナ禍における帰省」から、「嫁・姑 帰省問題」にまで踏み込んだ当リプは、ユニークな内容も相まって、多くの人の共感を得た様です。
終わりに
各人ごとに事情も違う中、国と自治体の足並みも乱れ、アクセルとブレーキの政策が混在している現況において、「帰省」に対する考え方も行動もばらけるのは当然だと言えます。しかし互いに干渉し合わないことは出来ず、どうしても『帰省派』『帰省反対派』の折衝地点は生まれてしまうので、『帰省派』が最大限の配慮を持った行動をすることは必須で、かつその上で、互いに相手の立場を慮ることが、折衝地点の緊張の緩和に繋がるのでは、と考えます。
