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『大麻合法化』について、賛成?反対?

『大麻合法化』について、賛成?反対?

2択総研がTwitter上で行った集計 では

『全面的に合法化に反対』 34.8% 医療用のみ合法化に賛成』53.1%

『全面的に合法化に賛成』 12.1%

となりました。 ※『詳しく知らないので選べない(20.5%)』を除外して計算

<総投票数>1,004票 <投票期間>2020年9月9日~9月12日





9月9日に俳優の伊勢谷友介容疑者が大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕されたことは記憶に新しいですが、この手の報道の際は必ず大麻合法化の話題が上がります。そこで、大麻合法化の是非を出題をしました。


まずは、前提として大麻を取り巻く日本と世界の環境を簡単に紹介します。



【前提①】大麻とは?

『大麻取締法』における『大麻』とは、大麻草及びその製品のことを言います。

大麻は日本では、極めて有害な薬物とみなされ、大麻の穂や葉に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)成分脳神経のネットワークを切断し、幻覚作用、記憶への影響、学習能力の低下、知覚の変化などを引き起こすとされ、『大麻取締法』規制されています。

ただし、大麻草の成熟した茎や繊維等の製品大麻草の種子及びその製品は、THC成分がごく微量のため、『大麻取締法』において『大麻』から除かれ、規制の対象外となります。


【前提②】大麻の用途は?

大麻の用途には主に『医療用』『嗜好用』『産業用』があります。

医療用・・・大麻や、大麻から製造された医薬品などの医療現場での活用。

嗜好用・・・高揚感をもたらすTHC成分を摂取して、その香りや酔いを楽しむ。

産業用・・・衣類や七味唐辛子など様々な産業用途に活用。


【前提③】日本で違法となるのは? 

『大麻取締法』において、
・『産業用大麻』合法『医療用大麻』違法
・『嗜好用大麻』違法
となっています。

『産業用大麻』が合法の理由は、大麻の成熟した茎や種子など規制対象外の部位・成分から製造されるからです。


【前提④】大麻を合法としている国は?

『嗜好用大麻』が合法な国  ※各国独自の法律や規制あり
・スペイン     合法年2006年
・チェコ      合法年2010年
・アメリカ(首都ワシントン+10州) ※合法年は2012年以降、州ごと
・ウルグアイ    合法年2013年
・カナダ      合法年2018年
・ルクセンブルク  合法年2019年

『医療用大麻』が合法な国  ※各国独自の法律や規制あり
・イスラエル    合法年1973年
・アメリカ(33州) ※合法年1996年以降、州ごと
・イタリア     合法年2006年
・フィンランド   合法年2008年
・スイス      合法年2011年
・スロベニア    合法年2013年
・チェコ      合法年2013年
・ルーマニア    合法年2015年
・プエルトリコ   合法年2015年
・クロアチア    合法年2015年
・アルゼンチン   合法年2016年
・オーストラリア  合法年2016年
・マケドニア    合法年2016年
・ペルー      合法年2017年
・ギリシャ     合法年2017年
・ポーランド    合法年2017年
・ドイツ      合法年2018年
・イギリス     合法年2018年
・韓国       合法年2018年
・ニュージーランド 合法年2018年
・キプロス共和国  合法年2019年
・タイ       合法年2019年
・フィリピン    合法年2019年

それ以外に、ポルトガル/ドイツ/ジャマイカ/ブラジル/チリ/デンマーク/オランダ/フランス/インド/南アフリカなどは、大麻を違法とはしているものの、罪に問わなかったり使用を事実上黙認しています。


【前提⑤】大麻を合法とする国の主な理由は?

大麻を合法とする国はその理由として、主に次の4点が挙げられます。

<有害性の否定>大麻が身体に有害であったり、依存症に陥るという従来の懸念を否定する研究結果が出てきています。

<医療面での有効性>医療用大麻末期がんやうつ病、エイズなど、あらゆる病気の症状緩和に効果的であることなどが判明しています。

<経済面での貢献>税収の増加新しいビジネス創出などによる経済の活性化などが期待されます。

<必要悪>合法化された国の多くでは既に大麻が蔓延し過ぎていた事実があります。刑罰でもって多くの犯罪者を管理するよりも、合法化の方がコスト面でも実勢面でも合理的という点も合法化に舵を切る大きな理由です。


前提が長くなってしまいましたが、【前提④】でご覧いただいた様に、特に欧州を中心に海外では大麻合法化の流れが近年加速しています。しかし、大麻を合法としている国より違法としている国の方がはるかに多いことも忘れてはならない事実です。


各国にはそれぞれの事情があり、日本には大麻は蔓延していない様に、日本は日本の立場で論点を整理するべきでしょう。



それではコメントをいくつか紹介いたします。 ※コメントは要約や一部抜粋の場合あり


『全面的に合法化に反対』派コメント

~有名な標語で反対を訴える声~
「大麻ダメ絶対」

~「海外では合法」という指摘を警戒する声~
「『海外では普通に合法』としたり顔で言う奴に言い返したい 『で、その国は日本より治安がいいのか?』」

~依存性を疑問視する声~
「(依存性がないと言うけど)何でバレたら人生詰むのに 止められない芸能人こんなに多いの?」

~可能性は否定しないものの、医療用解禁の弊害を指摘する声~
医療用を認める⇒横流しが高額で捌かれる⇒粗悪品がそれより安く出回る⇒結局、医療用に収めとく事も出来なくなる。 医療用とか、変な道残すと変に崩壊するきっかけになりそうなので、賛成出来る要素、皆無。
医療用認めたら 濫用するよねーって思ってしまう ジャンキーの言動みてると 少しでも手に入りやすくなるように理論武装してる
だいたい賛成派って医療用の話を持ち出す で、結局賛成派自身が大麻所持で捕まる それじゃ信じられるわけがない

~大麻合法化が違法行為の減少には繋がらないという声~
大麻に手を出すやつは元々禁止されてる物に手をだすやつだから、大麻が合法化された時点で他の禁止薬物に手を出すようになる 結局イタチごっこ


医療用のみ合法化に賛成』派コメント

~厳正な管理を望む声~
「医療用は賛成だけど‥‥管理をしっかりしてほしい。
「大麻じゃないと駄目な理由が医学的に明確にあり、 モルヒネ並みの管理をするのであれば、医療用のみ合法化に賛成。」
「モルヒネの例も有るからね。」
「医療で解禁はどちらかといえば賛成。 でもどうせ金で釣られて横流す阿呆が出てくる。」

~『医療用大麻』の可能性に期待する声~
「医療用はぜひ解禁してもらいたい」
「本当は反対したいが、抗癌剤よりもガン治療に有効だという話も聞く為、何が何でもダメとは言い難いの・・・」

~医療用以外への解禁を明確に否定する声~
「医療だけで良いと思う それ以外は禁止で」
「日本の場合、医療用のみなら良いと考えますが、お酒や煙草と同様に依存性が強いものを(全面的に)合法化して市井にばら撒くのには抵抗があります。」


『全面的に合法化に賛成』派コメント

~医療用が是なら嗜好用も是という声~
「医療用も嗜好用も成分は違わん。

~大麻の実害性を疑問視する声~
「法律は実害があるから禁止する。 じゃあ、実害なかったら?」

~(船井幸雄氏、著書)『悪法! ! 「大麻取締法」の真実』を踏襲する声~
「 日本の大麻取締法は戦後、日本の国力を落とす為にGHQが作った法律。 大麻を禁止したら国力が落ちる。この事をよく考えてみましょう。」

~刑罰化よりも税収化を推す声~
「たばこみたいに高額の税金を掛けて、使用して起こした犯罪を未使用時に比べて重くするなどの対策とれば良いのでは? 国の税収も増える。」
「全面解禁を望む。吸う吸わないは本人の自由にして、財源を社会保障に当てていったらいい。」

~将来的な合法化は肯定するものの、現在の違法行為を否定する声~
「賛成だけど、今は違法。 今は違法。 それが全てだと思うんだけどな」


終わりに

今回の投票結果で、医療用のみ合法化に賛成』が最多票であったことは率直に驚きました(『全面反対』が最多票と予想していました)。実は私自身は、『大麻』に抵抗感を持っている人間です。しかし、この結果からは『(医療用)大麻合法化』の是非についての議論を閉ざすべきではないという感想を持ちました。実際のところは『大麻取締法』の改正は、日本独自の問題ではなく、米国の連邦法やWHOの基準が変わることが重要だという見方もありますが、まずは我々ひとりひとりが『(医療用)大麻合法化』における恩恵と弊害について、知識や議論を重ねていくことは有意義だと考えます。



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